生活の話

バリ島の新型コロナウイルスと出・入国の最新情報 検査はPCRを!

2020年7月現在、インドネシアは観光目的の入国を停止しています。
もちろん、ビザの発給も停止されています。

かといって、いつまでも自粛の状態を続けるわけにもいかず、遂にニューノーマルに舵を切りました。
7月9日に大規模な社会的制限も緩和され、公務員も職場に復帰し、プロセスの最終段階である9月11日の外国人観光客受け入れに向けて、少しずつ進んでいます。

ただ、社会的制限の緩和により、新規の新型コロナウイルスの患者も日々増えている状態で、バリ島に関しては社会的制限中より死亡者、陽性者ともに増えています。

何しろバリ島のこと。状況によっては事前に周知なく、突然規則が変更になったりすることもあるので、必要な情報はその都度更新していきたいと思います。

1  バリ島の新型コロナウイルスの影響とバリ州政府の方針

2020年3月下旬から、インドネシア国籍者、KTP(インドネシアのIDカード)保持者、KITASやKITAP保持者以外のインドネシア入国は原則として入国できなくなっています。
入国管理事務所も業務を停止していました。

そのため、新型コロナウイルスの影響でバリ島に止まらざるを得なくなった外国人に対しては、ビザの期限が切れた後も滞在することができる救済措置がとられていました。

2020年7月10日に入国管理事務所の業務が再開され、それに伴い滞在許可の救済措置は終了し、7月13日から30日以内に延長手続きをするか出国しなければならなくなっています。

インドネシア国内の移動制限

2020年7月現在、インドネシア国内の航空機や船舶による移動にも制限があります。

バリ島州政府はバリ島に入域する全ての人に対して、新型コロナウイルスの陰性証明の記載のある健康証明書の携行を求めているので注意が必要です。

そして、バリ島のングラライ空港を利用してバリ州から出域する人に対しても、新型コロナウイルスの陰性証明の記載のある健康証明書の携行を求めています。

例えば、バリ島から日本へ帰国する場合、日本とバリ島のングラライ空港を結ぶ直行便も8月いっぱいの運休が決定していますので、ジャカルタのスカルノハッタ空港経由で日本への便を使うことになりますが、ングラライ空港を利用するためには、新型コロナウイルスの陰性証明の記載のある健康証明書の提示が必要です。

2  外国人のインドネシア出・入国の最新情報

2-1  外国人の入国

2020年7月現在、インドネシアに入国できる外国人は、インドネシア国籍者、KTP(インドネシアのIDカード)保持者、KITASやKITAP保持者です。

日本のインドネシア大使館、総領事館のビザの発給も停止しています。

外国人がバリ島に入域するためのプロセス

  1. インドネシア入国に必要なビザを持っていることが条件です。
    ✳︎新型コロナウイルスの影響で、インドネシアに入国できないために有効期限が切れた場合も可。
  2. 英文の、滞在目的を記載した表明書、身元保証書(バリ人の保証人が必要)を準備。
  3. 英文の、陰性を証明する権限を持つ医療機関の、PCR検査の陰性証明を含む健康証明書を準備。PCR検査の証明の有効期限は14日間です。
  4. バリ州のサイトからフォーマットに記入して得られる、QRコードを入手。
    サイトはこちらから
  5. 航空券の予約。航空機の搭乗に必要な書類は、各航空会社に直接問い合わせた方が賢明です。その都度変更になったりします。飛行機の運行自体も突然変更になる場合もあります。ガルーダインドネシア航空を利用する人は、こちらのサイトで搭乗に必要な書類等を確認できます。
  6. ジャカルタのスカルノハッタ空港到着。日本の医療機関によるPCR検査の陰性証明を含む健康証明書を持っている場合、ジャカルタのスカルノハッタ空港到着時の検査は免除されます。
  7. バリ島に到着後、14日間の自主隔離が必要です。

日本人がインドネシアへ入国する場合は、必ずPCR検査の陰性証明の有る健康証明書が必要です。
持っていない場合はジャカルタ到着時にラピッドテスト、もしくはPCR検査を受ける必要があります。検査費用は自己負担です。

「じゃあ、日本でPCR検査は難しいから、ジャカルタについてから受ければいいや」
確かにその通りです。
上記の通りなら、健康証明書を持っていなくても飛行機に乗れる、と解釈されますが、航空会社によっては証明がなければ搭乗できない会社も有りますし、何しろインドネシアのことなので、ジャカルタに着いてみなければわからない、ということも考えられます。
日本出発時に健康証明書を用意することをお勧めします。

2-2  外国人の出国

インドネシアに滞在している外国人が出国するためには、インドネシア国内の移動、各航空会社の搭乗のために必要な条件を満たす必要があります。

もちろんサイトで確認できますが、航空会社の対応もその時々で違うことがある、というインドネシア方式なので直接問い合わせることをお勧めします。

外国人が出国するためのプロセス

  1. 新型コロナウイルスによるビザの有効期限の特別措置の対象の人は、2020年7月13日から30日以内に、有効なビザの延長をするか出国しなければなりません。今後出国者が増えることも考えられるので、早めの準備が必要です。
  2. 外国人が帰国する時も、ジャカルタまで国内の移動が必要なので、国内を空路で移動するための、新型コロナウイルスの陰性証明が記載された健康証明書を取得する必要があります。現在も検査の予約に時間がかかっているようなので、航空券の予約の時は注意してください。この証明書の有効期限は14日間です。
  3. 現在、バリ島のングラライ空港からの直行便はないので、ジャカルタでトランジットになります。ングラライ空港からスカルノハッタ空港、そして目的地までの航空券の予約。
  4. ジャカルタのスカルノハッタ空港乗り継ぎの後、最終目的地へ。
  5. 日本人は日本の空港に到着後、PCR検査と14日間の自主隔離が必要です。

2と3の検査と飛行機の予約は、検査の予約日時によって前後します。飛行機の予約も混むと思いますので注意してください。

3  ラピッドテストよりPCR検査を!

外国人がインドネシアに出・入国するためには、いずれの場合も新型コロナウイルスの陰性証明が必要です。

出国のための検査に関しては、ラピッドテストという迅速抗体検査かPCR検査のどちらかになっていますが、できればPCR検査をお勧めします。
なぜか?それは二度手間になる可能性があるからです。

ラピッドテストとは、日本の抗体検査とは多少違うと思いますが、いわゆる抗体検査です。
現在新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べる検査ではありません。
他のウイルス抗体、例えばインフルエンザやデング熱、チクングニア熱などの抗体にも反応する可能性があります。

新型コロナウイルスが流行し始めた頃から、なぜかインドネシアはラピッドテストを積極的に進めていました。費用が安く済むのも理由かもしれません。

日本の抗体検査なら新型コロナウイルスの抗体かどうかを、抗体の種類を精査、分析して結論を出すのでしょうが、インドネシアでは検査キットで抗体反応があれば陽性と判断され、今度はPCR検査が行われます。
しかも、この検査キットの信頼性も疑問視されています。

抗体はウイルスに免疫が勝った証のようなものなので、感染してすぐには出来ません。
症状が回復した頃に出来てきます。

これは私の知人の例ですが、体調が悪く病院へ。すぐにラピッドテストを受けて、結果は陰性。
まもなく体調も回復し帰国前検査のためラピッドテストを受けたら、今度は陽性。
時間的なものを考えると体調が悪かったのは何らかのウイルス感染で、その抗体ができてラピッドテストで陽性になったと思われます。

ラピッドテストで陽性になれば、そのまま指定病院で隔離されます。着替えを取りに帰ることもできません。

すぐにPCRの検査を受け、2回陰性が続けば退院できます。4日間程度の入院が必要です。
当時は陰性証明の有効期限が短かったこともあり、飛行機のチケットも取ってありましたが変更しなければなりませんでした。もし一人で協力者がいなければどうにもなりません。一人の場合は入院セットを準備しておいた方がいいかもしれません。
結局二回とも陰性でしたが、初めからPCRを受けていれば検査も一度で済んでいました。

PCRの費用はラピッドテストの4〜5倍かかりますが、特に1、2週間前に発熱や体調不良があった人はPCR検査を受けた方がいいと思います。

なお、バリ州政府からは費用について、ラピッドテストがRp.400,000(3,000円くらい)、PCR検査がRp.1,800,000(14,000円くらい)を超えないように医療機関に通達が出ていますが、事務手数料だとか、健康診断料とか、色々と理由をつけて請求される可能性も大いにあります。
証明書発行の費用もオンされると思います。

ビザの有効期限の特別措置が終了したため、出国する人が増える可能性があるので、検査や航空券の予約は余裕を持って!

まとめ

新型コロナウイルスの影響は、観光産業しかないバリ島にとっては甚大です。

観光客向けのレストランやホテルは休業を余儀なくされ、従業員はレイオフ。
もし観光客の受け入れが再開されたとしても、再オープンできるかどうかもわからない状況です。

バリ人にとっては何よりも大切な宗教行事さえ制限されています。
私達在住者から見ても、バリ人は本当によく持ちこたえていると思います。
ここまできてもまだ、ギスギスした感じは有りません。

先のことを考えない人達だから、という人もいますが、どうなるかわからない先のことで心を病んでしまったら元も子もありません。

大変な時でもお互い助け合って、今を受け入れ生きる。
このしなやかなメンタルから学ぶことは多いです。

-生活の話

Copyright© 強く生きていく。 , 2022 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.