手続の話

新型コロナウイルス渦中のバリ島のKITAS延長手続き一部始終

2020年KITASの延長手続きがやっと終わりました。
新型コロナウイルス真っ只中の延長。
例年とは違う緊張感の中での延長でした。

最後のプロセスのイミグレーションオフィス(以下、イミグレに省略)での写真撮影とサインが、イミグレ得意技のシステムダウンで、また2度足か!というおまけ付きで終了。
システムダウンはすぐに復旧したので事なきを得ました。
最後の最後まで気を揉ませた、2020年KITASの延長手続きの一部始終です。

1 KITAS延長手続きに必要な書類

KITAS(一時滞在許可)の延長に必要な書類は、新規取得時とほぼ同じです。
詳しく知りたい方はこちら
ただし、延長時にはSKTT(Surat Keterangan Tempat Tinggal)という、住所地の管轄の役所で取得する、日本の住基カードのようなものの添付が必要です。
KITASができたら、SKTTも必ず取得してください。

2 2020年KITAS延長手続き開始

私達がバリ島に来た2008年当時、KITASはまだオンライン化されていませんでした。
KITASも紙カードだったり、プラスティックのカードだったり、毎年形状が変わります。
延長手続きはKITASの有効期限の2ヶ月前から始めました。
それでも、期限内に終わらず3ヶ月近くかかったことも。
3ヶ月パスポートなしで過ごすのは、なかなか不安なものがありました。

数年前からKITASもオンライン化され e-KITASに。
何が違うのか?
カードが無くなり番号だけの付与になったらしい。
それでいいのか?と思いつつ、去年KITASの新規取得手続き。
終わってみたら、やっぱりA4の紙とカード大の紙のKITASの証明書がパスポートにとめてありました。やっぱり可視化は大事!

オンラインになって、延長も手続き期間が1ヶ月ほどに短縮されたらしいという情報。
去年は確かに以前よりかなり早く終わりました。
しかし疑り深い私は今年も2ヶ月前から手続きを開始。
そして新型コロナウイルス禍によるイミグレの業務停止という、前代未聞のKITAS延長手続きになりました。

2-1 ビザエージェントに必要書類とお金を渡す

4月3日にエージェントにパスポート、必要書類とお金を渡して手続き開始。
この頃はすでに外国人のインドネシア入国は停止され、インドネシアの患者数も増えていましたが、まだバリ島は患者数も死亡者数もインドネシア国内では突出して少ない状態。

この頃からインドネシア政府による社会的制限が開始され、すでにイミグレの業務は時間が短縮されたり、縮小傾向にはありました。
でもバリ州は、それほど大規模な社会的制限は行われていませんでした。

2-2 2020年5月13日、PKM発出でイミグレの業務停止!

5月13日、デンパサール市はPKM(Pembatasan Kegiatan Masyarakat)を発出。
社会活動が制限され、就労も制限され、公務員の就労も制限されたため、イミグレも、空港業務を除いて業務を停止しました。

期間は5月15日から6月15日でしたが、結局7月13日の業務開始までイミグレのビザに関する業務は停止されました。

2-3 私のパスポートのはどこ?

エージェントにパスポートを預けてまもなくPKMにより業務を停止したイミグレ。
私のパスポートはどこへ?
エージェントに確認すると、もう申請したのでイミグレに有るとのこと。やれやれ、待つしかないというわけです。

いつになったら返ってくるの?私のパスポート?
パスポートの原本が必要にならないことと、私のパスポートを無くさないで!と祈るしかありません。とはいえ、イミグレに有るなら何かあっても何とかなるだろう、と大して心配もしていなかったのですが。

3 2020年7月13日、やっとイミグレの業務再開!

7月7日、患者数は増え続けてはいましたが、遂にバリ州は、9日から新時代における生活秩序のプロトコル、早い話が感染に注意をしながら徐々に社会活動を再開させる、という方向に舵を切りました。

それに伴い、イミグレも業務再開!
今まで新型コロナウイルスの影響で出国できなかった外国人に対しても、30日以内にビザの延長をするか、国外に出るかを求めたため、KITASの延長は後回しだろうと思っていました。
一日にイミグレへ出頭する人数も制限されるだろうし、始まったのなら気長に待とうと腹をくくるしかありません。

3-1 2020年7月24日、一人でイミグレで写真撮影とサイン

まあいつかできるだろう、とのんびり構えていたら、7月23日にエージェントから、「明日、10時にイミグレに写真を撮りに行ってね。直接4番のカウンターにパスポートのコピーを持って、行ってください」と連絡が。

例年ならスポンサーのエージェントの担当者がイミグレで番号の紙を持って待っていてくれるのですが、今年は一人で行くらしい。
しかも、パスポートのコピーが必要って、コピーを一部しか取ってなかったらどうするんだよ!
これからリタイアメントビザでKITASの手続きをする人は、パスポートのコピーは2部以上取っておくことをお勧めします。

まあ新型コロナウイルスの影響で、人数を入れたくないんだろう、と思うことに。
兎にも角にも、何事もなく何とか終わりそうで一安心。

3-2 去年に続き、またかのシステムダウン

10時にイミグレと言われても、日本人としては、やはり早めに到着。
お決まりの検温で35.2度。これじゃ違う意味で不健康です。まあ以前の34.2度よりはいいか。
外にもイスが有って待合所になっています。去年も有ったのかどうか?覚えていません。

結構人がいますが、例年のようなごった返している感はなし。
直接4番カウンターへ。
パスポートのコピーを渡して、スポンサーの名前を言うと番号の紙がもらえます。
いつもはこのプロセスもエージェントとがやってくれるので、久々の直接対応。

職員の対応は以前のイミグレからは隔世の感、丁寧でフレンドリー。が、喜んだのもつかの間、
「今、イステムダウンしているので、お待ちください」
去年もシステムダウンで出直さなきゃいけなかったんだぞ!今年もか!
丁寧でフレンドリーでも意味ないじゃないか!

「すぐ直りますか?」「うーん、わかりません」そうだよね、聞くだけ野暮でした。
「中は混み合っていますので、外の待合所で待たれた方が安心だと思います」という親切な言葉に見送られ外へ。

乾季の清々しい風に吹かれてしばし読書タイム。
念のためエージェントに事情を話すと、日を改めた方がいいと思う、とのこと。
30分ほど待って再び中へ。番号の掲示板は動いていません。
提出したコピーを返してもらって帰ろうとカウンターへ行くと、先の職員が「復旧しました!」と教えてくれました。

始まれば早い、早い。30分くらいで順番が来ました。
写真撮影とサインの部屋のカウンターは奥から、No.1、No2、No.3の3つ有ります。
職員と私達の間にはアクリル板の仕切りが。去年は有りませんでした。新型コロナウイルス対策と思われます。

そう言えば、去年はここで担当者と、なぜ日本人は長生きなのか、と言う話で盛り上がったな。今年はそんな余裕はありませんでした。ちょっと寂しい。

「あなたのパスポートに間違いありませんね」と、まずパスポートの確認。それから写真撮影、サインと続きます。
サインはデジタル化されています。
去年はサインのパッドにテープが貼ってあって、その範囲内でタッチペンでサインを書けばよかったのに、今年はそれが無い。あたりをつけながらサイン。ものの5分もかからず終わりました。

指紋の登録はありませんでした。
これまでは延長時も指紋の登録がありましたが、確認したところ必要ないとのことでした。でも来年はまたあるかもしれません。
「1週間くらいでパスポートができます」との言葉で完了しました。
二度足にならなくて良かった!

4 2020年7月のイミグレの状況

新型コロナウイルス禍の中でのイミグレの状況は、例年より整然としたものでした。
検温もアルコールジェルも有り、待合室の席の配置も、一席ごとに間隔を取ってあります。
イミグレも頑張って仕事をしています。
しかし今後はビザの延長を求める人が増えそうなので、早めの手続きをお勧めします。

まとめ

2020年のKITASの延長手続きは、結局4ヶ月弱かかりました。
有効期限の5月末を大幅にオーバー。
それでもイミグレの業務停止までに手続きを始めていたお陰で、余計な心配することもなく終わったのは不幸中の幸い。

新型コロナウイルスの影響で、今後手続き方法も変更があるかもしれません。
来年はどうなるかは神のみぞ知る。

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